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嵐の海、相島まで口腔ケアの講話に行く [口腔ケア]

今日は23日。きょうは祝日にもかかわらず、朝から気になっていることがあります。
口腔ケアの講話で、市内ではあるのですが沖合の島(相島 連絡船で40分)に出かけなくてはなりません。
朝から当院の衛生士さんが、電話をしてきて「先生、今日は海が時化てますから…。相当揺れることを覚悟してください。それから、いつもの船がドッグ入りで、瀬戸内海用の小型の船になるので、さらに揺れると思います。」
と・・・。「ひょっとしたら、波が荒くて運休になるかもしれませんから、後でまた連絡します。」と
連絡がないので、私からしたら「先生!出るみたいです!」と・・・・。「今日は3メーターの波みたいですよ!」
運休を願ったのですが、決まったら腹を据えて行くしかありません。講話の準備をして11時前に港に着きました。萩港の周囲は波が立っていないのですが、沖のほうは、白い波がうねりとともに・・。
覚悟を決めて乗船し、40分間恐怖とともに何とか島に辿り着きました。同行した社会福祉協議会の谷野さん真っ青な顔をしていました。当院の衛生士の吹上さんは、比較的平気な顔をしてました。(二人とも、この島の出身ですが、船には弱いみたいです。)
肝心の、講話は今回、新ネタを披露しました。青木智恵子さんが書かれた本を参考にコール・ネーム・ゲーム、あっちむいてペロリ、顔じゃんけんなどを組み込んでみました。S.jpg
この本は、以前にも紹介しましたが、口腔ケアや摂食嚥下に関して非常に平易に書かれております。実践するときにはイラストが大きく簡潔に書かれているので(イラストがすごくいい!)手順を忘れても、カンニングしながらできます。あっという間に1時間以上が過ぎ、今回は参加者の方の口腔診査も行いました。
すべてが無事終了して港へ行きました。すでに萩港行きのの船は出港してますので
谷野さんのお父様が漁船で萩まで送ってくださいました。谷野さんの船SANY0081.jpg
スピードは、はやいのだけど、船室に入ると船酔いするのでと、谷野さんと吹上さんは外にいたのですが・・・
すごい波と風で萩に着いたときは二人ともずぶぬれ状態でした。
YOU TUBEにUPしましたのでご覧になってみてくださいね。みなさんお疲れさまでした。http://www.youtube.com/user/dentalminamizaki

やまぐち食介護ねっとワーク例会 [口腔ケア]

いつも、市内の病院の研修室を利用させていただいているのですが、今回は、人数も少ないので当医院の研修室で開催しました。
今日は、市内のM先生が「口腔ケアに出会って」という演題で講演いただきました。
自分が、口腔ケアにどう向き合って、どうかかわってきたかを説明していただきました。萩市での取り組みに関して多くの質問をいただきました。
でも、今年は、全く活動がないのですよ。
やり始めのころの、萩ケーブルが編集したDVDをみんなで見ましたが・・・。あの時の気持ちは、どこへいったのでしょうか?県が認知症に力を入れ始めたからか?口腔ケアは、もういいからほっとくのか?
誰かが話してました。「行政や社会福祉協議会に乗せられていそいで2階へかけあがり、突然、梯子をはずされたみたいだ・・。」と・・・・・。
やっぱり、歯科は社会性がないのですかね!今、曲がり角です。
今の状態では、萩は口腔ケア先進地などとは、とても言えません。
あの頃の、話をするのが、とても恥ずかしいなと思います。
口腔ケアは毎日のことだから、走り続けなくてはならないのに・・・・。

死ぬという大仕事 [口腔ケア]

「死ぬという大仕事」という題名の本は、作家上坂冬子さんが、自らのがんについて書いた闘病記です。
昨年より末期がんの89歳のおばあちゃんの口腔ケアをするためにご自宅へ通わせていただきました。
お口の中を清潔にすることやお口のリハビリをすることで、昨年の年末までかもしれないと言われてたのに反して、食欲がでてきて今年の3月にはデイケアに行こうか?というほどまで回復しました。
しかし、年齢からか、おばあちゃんの体力の限界かもしれないのですが、だんだんと食事量は減ってきました。
私たちも、訪問してお口をふいてあげて、手を握ってあげるくらいしかできなくなりました。
そして、今週の月曜日の早朝に、おやすみになるように静かに旅立たれたそうです。
診療の合間に、お別れに行ってきました。
ご家族から「口腔ケアの大切さが、自分の母をとおして、よくわかりました。こんなに生かせてもらって、ありがとうございました。食事がもう一度とれて、ほんとうによかった!」と感謝されました。

この、言葉で本当に救われました。
そして、いい亡くなり方だな・・・。と思いました。

いつかは、こういう日が来るのは、だれにもわかっていましたが、残された時間をどう充実させて差し上げるか。
医療者の端くれとしても、すごく考えさせられました。上坂さんの本のタイトルのとおり、本当に患者さんやご家族にとって、悲しいけど何か、暖かなものを感じていただけるお別れのための、お手伝いをする。
「死ぬのは大仕事」ですね。

第2回口腔ケアシンポジウム「あぁ、おいしい!」という言葉を聞くために・・・ [口腔ケア]

昨日、萩市内で第2回萩口腔ケアシンポジウムが、開催されました。
このブログの第1回目の記事が昨年の口腔ケアシンポジウムでしたから、もう1年になるのですね。
今回は、介護予防の観点から、高齢者サロンの紹介やサロンにおける口腔ケアの取り組みを「みつば会」というサロンのリーダーをされている阿武さんに、また歯科医師会からは松隈先生に登壇いただきました。
お二人がサロンでの歯科医師会の活動について非常に丁寧に説明していただきました。また、お口の体操による機能向上の研究結果もわかりやすく説明をいただきました。
そして、今年は、新たな取り組みとして高齢者にやさしい食事を管理栄養士の三浦さんに、お話していただきました。また、野村さん(私の妹の同級生)は、簡単でおしゃれなテーブルコーディネイトを・・。(なにか、いわき食介護学会を連想しますね・・)高齢者の食事を、簡単においしく楽しく、そして安全に食べれるヒントが満載でした。
また、試食コーナーでは「のどに詰まりにくいお餅」を参加者の方に食べ比べていただきました。毎年、正月にはお餅をのどに詰まらせて・・という不幸なことを耳にします。それでも、お年寄りにとっては、お餅は楽しみのひとつですよね。みんなと一緒に食べれるとしあわせだと思います。
そして、歯科医師会が今後積極的に取り組むべき要介護者への口腔ケアへとテーマは進んで行きました。
中でも、介護をされているご家族がシンポジストとしてお話されたことは、非常に歯科医師にとってやりがいのある、また背中をおしてくださるお話でした。口腔ケアが少しづつではありますが、理解、認知されてきていることが実感されてきました。
しかし、市民のみなさんに理解、受け入れていただくには、まだまだひと山もふた山もあると思います。
イベントを成功させることも大切かもしれませんが、市民に浸透させていくことが一番大切です。それには、地道な活動がもっとも大切だと思います。
「あぁ、おいしかった!」という一言をいただけるのは、歯医者にとってもうれしい一言ですよ。

萩市歯あわせ健口隊ステップアップ研修会 [口腔ケア]

 萩市が行っている介護予防事業の中で、県内で最も有名なのは口腔ケア事業です。昨年度、高齢者のサロンのお世話人さんたちに、口腔ケアの研修を受けていただき「歯あわせ健口隊」として認定しました。その健口隊のみなさんに、今年は、1月21日に栄養士さんを講師として、高齢者にとって安全で、おいしく食べることのできる食事の実技実習をお願いしました。
DSC04014ステップ会場.jpgDSC04016栄養士さん.jpg
今回は、その2回目。冬ということもあり、お年寄りが大好きな食べ物ではあるのですが、窒息の原因になりやすいお餅を材料を工夫することで、のどにつまることの危険性が少ないお餅を作ってみようということで集まっていただきました。メニューはお餅料理だけでなく、ヘルシー伊達巻、黒豆ミルク寒天、魚のかぶら蒸しなど盛り沢山でした。
包括支援センターの所長さんも、がんばって長芋餅をこねて、こねて・・・!!
DSC04024長いも餅.jpg
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みなさん、一生懸命作られました。今日は、「先生!ごちそうするから・・」と言われたので昼ごはんを抜いて行きました。おいしいだけではなく、のどごしのよい食べやすい料理になりました。
今後は、地域に普及させていきたいですね!
ところで、みなさんはグランダペティーってご存知ですか?これは、新介護食とも言われて、野菜、肉、魚などをムース状にしたソフトミールを電子レンジで温めるだけで、それは、それはおいしい介護食ができるのです。
先日、インターネットで注文しておいたのが届きましたので、早速持参してみました。
DSC04026吉松さんグランタ.jpg
この日、包括の所長さんが、コピーをしてくださった資料の中にも、グランダペティーの紹介がありました。(別にうちあわせしたわけではないのに・・・・すごいですね!同じものに注目していたなんて・・)
DSC04050グランタペティ.jpgDSC04051グラン.jpg
上手に盛りつけすれば、フランス料理にも見えなくはないですね!
味は、抜群ですよ。今度、在宅介護の方に、ごちそうする予定です!

「介護に役立つ口腔ケアの基本」という本 [口腔ケア]

DSC03922.JPG「かゆいところまで手の届く・・・」という表現がいいのでしょうか?
簡単なこと、常識的なことを丁寧かつ要領よく伝えることは、以外と難しいのです。
この本を手に取ったとき、本当に思いました。著者のみなさんは、介護のことをよく知ってらっしゃるし、臨床に真剣に携わってらっしゃることが、わかりました。
あまりぶ厚い本でもないのに、最新の研究を含めて非常に丁寧に記載されてます。
糖尿病と歯周病で有名な野村先生もお書きになってます。
介護に携わる方にも、お勧めですが、歯科関係者にも、お勧めです。基礎固めによいですよ。
また、イラストがすごくわかりやすいです。藤田悌子さんです。
特に第4章が、すばらしい!!ですよ。
サンスター歯科保健振興財団の編集で、中央法規出版より発売されてます。

平成21年度山口県介護保険研究大会に出席して「口腔ケアは、暗い介護保険に光をさすか?」 [口腔ケア]

「12月13日(日曜日)に師走も押し迫ったこの時期に、毎年恒例となった山口県介護保険研究大会に出席してまいりました。この介護保険大会というのは、おそらく全国でも行われているのは、山口県だけのようです。医療、介護、行政などそれぞれの専門に携わる者が年に1回一同に集まり、それぞれの立場での仕事の成果や問題点を話し合う非常にユニークな研究会です。会場は山口県総合福祉センターで午前中は大阪大学の人間科学科教授堤修三氏をコーディネーターとし県内で活躍するシンポジスト4名による「介護保険制度創設10年目の今、私たちがめざすもの」と題してシンポジウムがおこなわれました。介護保険におけるそれぞれのご意見、問題点が浮き彫りになりました。私たち歯科医師は、まるで他人事のように感じるかもしれませんが、口腔という狭い視野にとどまらず、大きな視野を持って介護というものを考えていかねばならないと感じました。また、岩国市の茶川医師のお話では、医師会と歯科医師会の連携がとれているお話をいただき、山口県でも早くから医師会と連携されて、頼りにされていることを聞き、頼もしくかつ、うらやましく思いました。
午後には研究会場に分かれて研究発表を聞きました。山口県歯科医師会は第2会場で「口腔機能向上のための取り組みについて」というテーマで山口県老人福祉施設協議会の徳永氏による司会、山口県立大学の草平教授が助言者となり行われました。1題目は口腔保健センターの介護部会委員長の武居先生による「口腔機能の向上サービス発展のための取り組み」と題して研究発表が行われました。内容は、昨年より開催している「できる歯科医師、わかるDHの養成講座」の開催状況について昨年度の講座における講師、講習内容等について発表でした。15分という学会講演発表より若干長いものの、まとめるには短い時間で昨年の講座の内容を余すことなく伝えて会来場者にとっても県歯科医師会の取組がよく理解できたようでした。続いて、2題目は萩市歯科医師会が「歯科医師会・社協・行政で取り組んだ口腔ケア事業とその効果」という演題で会員の松隈敬先生が発表されました。萩市では地域のサロンにおいて100名近くの高齢者に対して、口腔ケアの出前講座を行いその際、口腔体操を指導し、3か月間継続して行うよう指導した結果、RSSTやオーラルディアドコキネシスなどといった項目において統計的に明らかに改善をみたという画期的な内容でした。このデータは今後山口県歯科医師会としても有効活用できるものと思われます。最後に山口県立大の草平教授が「現場はがんばっているのに、なかなか光の見えない介護保険の中にあって、口腔ケアは確実に成果があがることが実証されました。なにか、暗い中にも光が見えそうですね。」というコメントをいただきました。介護の分野にも、歯科がどんどん入っていくことが期待できる大会でした。」
という文章を県歯科医師会の会報に載せるので書きました!!

口腔ケア人形! [口腔ケア]

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昨日は、食介助の勉強会である「食介護ねっとワーク」の例会が都志見病院の会議室で開催されました。今回は、臨床工学技士さんによる人工呼吸器の講義そして防府市の歯科衛生士の国本さんのデイサービスセンターにおける口腔ケアをおこなうことでのスタッフや利用者さんたちの意識変化を発表していただきました。
人工呼吸器は、専門外で難しくてよくわかりませんでした。国本さんの発表は、すばらしかったですよ。ぜひ、県の歯科医師会にもこの試みを伝えてほしいと思いました。(ぜひ、この試みをパワーポイントなどのプレゼンテーションソフトでまとめてみませんか?お手伝いしますよ。)
また、日赤の金子衛生士さんは、都志見病院の入院患者さんの口腔ケアのご指導いつも御苦労さまでした。わたしたち歯科医師が、不勉強であまり上手指導できないので、感謝しております。プレゼンもとても丁寧で、看護師さんも喜ばれていましたよ。
そして、金子さんにはビッグなプレゼントをいただきました。「口腔ケアにおける口腔リハビリ指導に使ってください。」と大きな口腔ケア指導人形をいただきました。サロンや老人ホームなどに出かけて口腔ケアの講話に使わせていただきます。包括や社協のみなさん楽しみにしていてくださいね。国本衛生士さんの試みも、今度報告しますね。感動しますよ!!金子さんほんとうにありがとうございました。国本さん本当に御苦労さま!

介護と口腔ケア [口腔ケア]

隣村の旭村・・といっても、市町村合併で今は萩市ですけど・・。
診療の合間に、要介護者のための口腔ケアの講話をしてきました。今回は新作で、前から少しづつ製作していたものを、昨夜まとめてみました。私が水彩画で描いた「創作口腔ケアものがたり」を組み込んでみました。
パソコンのパワーポイントを使った、紙芝居のようなものです。
感想は、どうだったのでしょうか?少し気になります。
このお話は、実際に入院された方に訪問診療したときに問診したことがネタになっています。
介護をしている方に、ほんのちょっとのアドバイスしかできないのですが・・。1時間程度、笑って、楽しく口腔ケアのお話ができたと思います。
いろんな方から、いろんなお話を聞いて、まとめてみたらそれこそ「介護の知恵のかんずめ」ができるかも知れませんね。口腔ケアを通して、いろいろと情報を仕入れたいと思います。

訪問歯科診療、口腔ケア。やればいいってもんじゃない! [口腔ケア]

学会に行く前に、ケアマネさんと歯科医師会の懇談会がありました。私は、いきなりお酒の席で懇親というのはあまり好きではありません。やはり、異業種、他職種で、綿密な打ち合わせをして仕事をやり終えての一杯!なら喜んで受け入れます。企画された方は、ざっくばらんに忌憚のない意見を・・ということだったのでしょうが・・。
ケアマネさんに、どんどん訪問歯科を進めて欲しいという歯科医師側の考えもあるのですが・・。ちょっと、考えて見たいので、一言。。。。
訪問診療や訪問口腔ケアは、大いに結構ですが、歯科医師側が少し甘く考えているように思うのです。
外来の患者さんが、少なくなってきたからケアマネさんにじゃんじゃん患者さん紹介してもらって訪問診療しよう!なんて気持ちじゃいかんのです。
今や在宅での高齢者は、全身的にも虚弱で、摂食・嚥下機能も大きく衰えています。そんな患者さんをいきなり扱うには危険が、伴います。なぜ、とろみ食が、嚥下障害の患者さんによいのか?どういった食材をご家族に教えてさしあげるのか?今、歯科医師会会員が勉強しているさなかでは、ないのでしょうか?
もっと、ケアマネさんとともに勉強して、一人一人の利用者さんを丁寧に診て差し上げることを、まずもって行わなくてはならないのでは・・?と思ってます。
たまたま読んでいた日本歯科医師会雑誌の最新号にこんな記載がありました。
「利用者の生活機能や認知機能やADLを総合的に判断し、歯科医療の必要なものに的確に介入することが、肝要である。口腔ケアも同様であるが、歯科医療を多く提供すれば、口腔機能が維持できるわけではないことを強調したい。」
全く、そのとおりです。質の高い介入でないと意味がないということですね。
今まで、包括や社会福祉協議会などと4年間大切にしてきたことだけに、これからも大切にしていきたいのです!
それが、本当の介護だし、やさしい医療だと思います。

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